ハリウッドセレブも実践している人が多いといわれている、アメリカ発祥のダイエット方法である炭水化物ダイエット。正しく行えばダイエット効果もかなり高いといわれており、日本でも話題となっています。しかしながら、本来体には必要な炭水化物を制限するダイエット方法なので、注意点をしっかりと理解し正しく行わないと、精神的ストレスや肝臓への負担、集中力の欠如、だるさや震えなどの低血糖症状を起こしたり、体調を崩してしまうこともあり危険です。

炭水化物を完全に抜くのではなく、その量を減らすという方法が最も安全で効果的です。日本食は、ご飯やパン、うどんなどの麺類が多く、イモ類、お菓子、砂糖と、食生活を見ても炭水化物を摂取する機会が非常に多く、糖質の取りすぎとなっている方が多いです。炭水化物中毒になると、糖尿病などの危険も高まるので、炭水化物の量を減らせば糖質コントロールにも役立ちますが、いきなり全部なくしてしまうと血糖値の低下や急上昇などが起こり危険です。また炭水化物を抜いた分のカロリーを、タンパク質、つまり肉や魚、卵、大豆製品、そして脂質などから補ってあげなくてはいけません。そうしないと、筋肉などを分解させてエネルギーにしてしまうので、筋肉が痩せていってしまいます。

絶大な効果を生むと評判の炭水化物ダイエットですが、噂も独り歩きしている感じです。一番多いのが、危険であるというもの。確かに効果は絶大というだけあって、やはり大きなリスクもあるのではないかという不安はありますよね。その理由ですが、確かに炭水化物を全くとらないのは危険です。様々なデメリットがあるのは本当なのですが、最低限の炭水化物をきちんと摂取していればこれらの心配はほぼなくなります。ですので、炭水化物ダイエットを行う時はきちんとした知識が必要不可欠なのです。